家庭科教育は国際教育協力では経験の浅い分野である。しかし、生活の質の向上を目指し、各国の子どもたちが自らの生活課題と向き合いながら問題を解決していく力を育成する家庭科教育は、途上国の子どもにとって大きな役割を果たすと考えられる。家庭科を男女ともに学ぶことは、人間らしい生活を営むために必要であるだけでなく、多様な教育形態を有する途上国においては、女性のエンパワメントと自立をめざす女子教育への貢献も期待できる。
日本のこれまでの家庭科教育の経験をベースに、途上国におけるニーズを検討し、日本の派遣教員および海外の教育協力者の教育実践に役立つ教材の開発を目的とする。
日本の教育経験の集約と世界の家庭科教育の動向の把握 ヴェトナムをカウンターパートとした聞き取り調査の実施 アジアの家庭科に関する教科書の収集と内容分析 日本の家庭科教育経験の集約(冊子の作成) 家庭科授業例のビデオ制作 実際の教育に活用できる家庭科教育ハンドブックの作成 国際的な教育協力の中に家庭科教育を位置づけるための情報発信であるフォーラムの開催
これまでの家庭科教育実践事例の所在情報をデータベースに掲載する ハンドブックとして活用される授業内容をデータベース化し、海外からの利用を可能にして途上国支援者に提供する
報告書表紙 DVD ハンドブック アーカイブスに本課題が登録したデータ (アーカイブスへ)
実施機関: 日本女子大学 課題代表: 佐々井 啓 実施年度: 平成 15 年度〜