理科教育における国際協力経験豊富な全国の主要な大学教官10数名が平成15年度と16年度それぞれ2回の会合を持ち、それまでの国際協力の経験の共有化がなされた結果、次のような事業活動および研究の必要性の合意を得た。途上国における理科教師は殆ど理科実験の経験を有さず、多くが基礎的な実験技能にミススキル(基本的な理科実験の体験が全くか殆ど無いことに由来する基本的な実験技能の欠如や科学的に適正でない実験技能等を総称しミススキルと称する)を、また基礎的な科学概念知識や概念にミスコンセプション(上記と同じことより科学的に正しくない捉え方を称する)を有し、それらを拭い去ることや、克服することに大いなる困難が存在することが会合に参加した共同研究員の衆目一致した意見であった。そこで、これら困難点の有力な打開策がデジタル映像教材による途上国の理科教師実験技能育成にあるとの意見の一致を見た。