---

国際教育協力拠点システムとは

背景

文部科学省では、国際社会が進めている「万人のための教育」(ダカール行動枠組み)達成のための取組みに貢献するために、国際教育協力懇談会最終報告の提言を踏まえ、途上国に対する初等中等教育分野等の協力強化を目的とした「拠点システム」を構築しました。これは、国際教育協力に実績のある広島大学と筑波大学を中核に、国公私立大学及び NGO、民間企業等からなるネットワークで、JICA, JBIC といった関係機関の協力のもと、下記「機能」に述べる具体的な機能を担うものです。この「拠点システム」は、我が国政府が2002年のカナナスキスサミットの際に発表した「成長のための基礎教育イニシアティブ (BEGIN)」にも日本の新たな取り組みが盛り込まれています。

目的

開発途上国における基礎教育開発支援のため、大学・NGO等、我が国の教育関係者等が有する教育上の知見や経験を整理・蓄積するとともに、国内外の援助関係者が活用可能な教育協力モデルの作成等を行い、国際教育協力の質の向上を図ることを目的とする。

拠点システム構築事業「国際教育協力イニシアティブ」概要

---